60歳で脳梗塞を発症。現在77歳
のじじ様。わがまま、ストーカー、暴力、挙動
不審に驚きばかりの日々です。
　　　
親としての威厳が失われていくのは哀しいものですが、親も人間だと改めて感じ、見つめな
　　
おすことばかりです。親子という近い立場ゆえ苛立ちが爆発したり、ひどい言葉を発して

と後々で後悔することが多い中、考えや気持ち、今まで生きてきた環境、様々な想いを知る

事が出来るような気がします

認知症は治らない病気、将来80歳以上の大半の人が発症すると言われています。

私の父も認知症の診断を受けています。脳の中で何が起こっているかわかりませんが、　何

かをする、行動する、の前に何か理由、原因が必ずあると思っています。じじ様は人間の本

能の心思うまま行動するのです。

宣言

12月26日　火曜日

昨日散々暴れて　怒鳴り散らして　そして疲れ果てて寝てしまったじじ様。

椅子に座ったままの状態でねています。

ばば様によると　朝方4時くらいに睡眠に入ったようです。

テーブルの上には　長くつが揃えて置いてあり　台所にはペンで潰しまくったおにぎりの

残骸、鍋にはラップや箸やいろんなものが入れてありました。

炊飯器やレンジに入れていないだけでもマシかな。

このまま　年を越すのか・・・

来年のお正月は来るんだろうか。

この家だけが　取り残された感じがします。

じじ様、ばば様　今日はお昼から2人で散歩に行ったようです。

昼の内に外を歩き回って　夜よく眠れるように　とばば様の考えです。

帰って来ると　ばば様だけが疲れ果てていた。

行きはよいよい・・で行きはじじ様も楽しくて自分でどんどん歩いていたそうだが

帰りはきつかったのでしょう、

「俺は　足が悪いから・・・」

と弱弱しく病人のように悲しく言う。

いや、毎日家中徘徊してるでしょう、それも何時間も。

と　ばば様の肩に寄りかかり、とんでもなく時間がかかったそうです。

「散歩は二度と行かない！」

宣言するばば様。お疲れ様です。