ねことのひととき

ねこに癒される日々

ゆめ

 じじ様の認知症発生から 保護入院して約2ヶ月がたとうとしています。


 家の中が片付き、散らからない状態の毎日がただ淡々と過ぎていきます。


 じじ様がいない毎日に慣れつつあり、穏やかに過ごしていても時間がたつのは


 早いもので、もう3月。


 ばば様の天敵じじ様が入院して ホッと一息つくも今年ももう一つのばば様の


 強敵”花粉”がやってきているようです。


 特に今年は酷いらしい。


 というか 年々ひどくなっていくばかりと。


 病院で処方して頂いた薬は単なる気休め程度しかならないほどらしい。


 どうにかならないものなのか。


 と 今日は朝1時半に外で猫の臨時集会があっていたらしく 激しく外猫さんたちの


 ヤジ鳴き声が聞こえてきた。


 夜中。。。


 激しい議論の鳴き声も猫好きには可愛く聞こえ、聞きながら癒された♬


 ふと、夢を見ていたことを思い出した。


 夢の中でじじ様は椅子に座り、私に缶ビールを1本くれた。


 「飲みすぎると明日おきれんようになるぞ」


 そして じじ様はビールを美味しそうに飲んでいた。


 花粉で睡眠の浅いばば様が 辛そうに起きてきたので


 じじ様の夢をみたことを言うと


 「もうそろそろかもね:::」


 とあたかも死に際のように言う。


 認知症の症状が出始めて1年ほど、


 一緒に暮らす介護は確かに大変だった。と思う。


 じじ様が入院して やっとこれが普通の日々だ と改めて思えてきたのだと。


 だけど、 たまにやっぱり家族一人いないと寂しいね。


 だけどだけど 介護は大変・・・


 言葉が出なくなるほど 大変・・・


 ばば様のそんな言葉がでるのもわかる。


 だが 長年連れ添ったパートナーにはもっと愛情のこもった言葉をかけて


 あげて欲しいとも思う。