ねことのひととき

ねこに癒される日々

ばば様のゆるり作品

カエル・・・・

さかな・・・

みどりのかえる・・・・


くま・・・
これは少し可愛いかも(*'▽')

ピュアな愛を持つ彼女

 最近、とても涙腺を誘う清い愛情を思い出した。


 友人の父親の彼女さん、いわゆる内縁の妻さんは10年ほど妻業と彼女業をしていた


 。事情としては奥様(母親)が離婚届けを出してくれない、長年別居だが


 別れてはくれない、との事だったらしい。


 その父親に悪性のガンがあるのが見つかったが もう手遅れの状態。


 彼女は毎日毎日病院に行き、体を拭き、明るく話しかけた。


 そして 父親は亡くなり、通夜の日。


 彼女は父親の手をずっと握りしめて言った。


 「生まれ変わっても 絶対あなたと一緒にいるからね」


 彼女は泣きながら友人に


 「あなたの父親のおかげで私は楽しい人生を送れたの、ありがとうございました。」


 ここまではいい。そして、


 「この人は私の全てだったから、 ・・・私生きていけるかしら」


 と泣きじゃくる。


 友人はこの彼女は父を大切に想い、最後までよく面倒を見てくれ、


 父も幸せだったのだろう と思った。それゆえに 心配だった。


 父の後を追うのではと。


 友人は 彼女に父の思い出の全てを預け 管理してくれとお願いした、


 彼女は父の遺骨を大切に胸に抱え、明るく笑って


「本当にありがとうございます。」


と言った。


そして1年に1度、父の命日に必ず手紙を送ってくれているそうだ。


こんなに相手を愛してまた愛されて。。。


そんな相手が見つかる可能性は生きている間に何%の確率だろう。


きっと彼女は生まれ変わっても何回も同じ人と巡り合うのだろう。


生まれ変わりなぞ信じていない私でも 彼女には是非生まれ変わってまた同じ人


と過ごして欲しいと思う。


ピュアな心に話を触れさせてくれただけでも 幸せな気分にさせてくれる人だ。


そんな見ず知らずの人の話に幸せな気分でいる中、中学時代の友人とばったり


会ったのだが、なんでも3日前に離婚したと言う。


原因は ”子供が自立したから、今度は自分のやりたいことをやりたいから” だと。


まっ、人それぞれだしね。

ゆめ

 じじ様の認知症発生から 保護入院して約2ヶ月がたとうとしています。


 家の中が片付き、散らからない状態の毎日がただ淡々と過ぎていきます。


 じじ様がいない毎日に慣れつつあり、穏やかに過ごしていても時間がたつのは


 早いもので、もう3月。


 ばば様の天敵じじ様が入院して ホッと一息つくも今年ももう一つのばば様の


 強敵”花粉”がやってきているようです。


 特に今年は酷いらしい。


 というか 年々ひどくなっていくばかりと。


 病院で処方して頂いた薬は単なる気休め程度しかならないほどらしい。


 どうにかならないものなのか。


 と 今日は朝1時半に外で猫の臨時集会があっていたらしく 激しく外猫さんたちの


 ヤジ鳴き声が聞こえてきた。


 夜中。。。


 激しい議論の鳴き声も猫好きには可愛く聞こえ、聞きながら癒された♬


 ふと、夢を見ていたことを思い出した。


 夢の中でじじ様は椅子に座り、私に缶ビールを1本くれた。


 「飲みすぎると明日おきれんようになるぞ」


 そして じじ様はビールを美味しそうに飲んでいた。


 花粉で睡眠の浅いばば様が 辛そうに起きてきたので


 じじ様の夢をみたことを言うと


 「もうそろそろかもね:::」


 とあたかも死に際のように言う。


 認知症の症状が出始めて1年ほど、


 一緒に暮らす介護は確かに大変だった。と思う。


 じじ様が入院して やっとこれが普通の日々だ と改めて思えてきたのだと。


 だけど、 たまにやっぱり家族一人いないと寂しいね。


 だけどだけど 介護は大変・・・


 言葉が出なくなるほど 大変・・・


 ばば様のそんな言葉がでるのもわかる。


 だが 長年連れ添ったパートナーにはもっと愛情のこもった言葉をかけて


 あげて欲しいとも思う。